2018年4月2日月曜日

アクティブ・クルージング・コントロールを制御するセンサー

レーザーセンサーが低いところに設置しているので、車高の高いトラックの背後に接近する時には作動しないことがある。ただ、2つのグリルの間とルームミラーにカメラがあるので、追突は回避できる。

障害物の検知センサーはBMWの場合は単眼カメラとミリ波レーダーを採用しています。

カメラはAutolive社(画像認識SoCはMobieleye社製)でここについてます。


ミリ波はContinental製でナンバープレートの下についています。

レーザーセンサーだけでなく、ルームミラーにカメラが付いている。

下の図で分かるように、前方だけでなく、後ろと側面を感知するためのセンサーもある。サイドミラーにもセンサーがついていて側面も探知している。

散歩中に注意して走行しているクルマを見てもほとんどこのようなセンサーを付けた車種を見かけない。これから普及することを期待したい。

詳細な説明をしているブログがあった。ぜひ参¥考にされたい、


※前車接近警告および衝突回避・被害軽減ブレーキは5-210km/h、歩行者検知機能は10-60km/h、レーン・ディパーチャー・ウォーニングは60km/h以上での走行時に作動します。

さすがになかなか動画はなくEuro NCAPのAEBテストの動画だけ見つけることができました。

EURO NCAPとはヨーロッパ新車アセスメントプログラム)はヨーロッパで実施されている自動車安全テストで「ユーロエヌキャップ」と読みます。

アメリカで実施されているNCAPのヨーロッパ版ですね。

日本でもJNCAPという自動車アセスメント(Japan New Car Assessment Program:JNCAP)が独立行政法人自動車事故対策機構により、実車衝突試験に基づく車種別衝突安全性評価が行われるようになってきています。

またAEBテストとは衝突被害軽減ブレーキのテストで、2014年から自動緊急ブレーキをEURO NCAP評価項目に追加しています。

そして2016年からは歩行者に対するAEBを追加を予定しています。

「AEB City は交差点やロータリーなど低速時での追突事故 (全衝突事故の約26%) を防ぐシステム。

Euro NCAPが例示する典型的なシステムでは、時速20kmまでの走行時に、フロントガラス上部に設置したレーザーレーダーにより車両前方 6-8m をモニターし、障害物を検知するとブレーキをプレチャージし、ドライバーが対応しないと自動ブレーキをかける。

AEB Interurban は、高速道路など高速時での追突事故を防ぐシステム。

典型的なシステムでは、時速50-80kmの走行時に、長距離レーダーが車両前方200mをモニターし、衝突の危険があると判断した場合は、警報を発してドライバーに警告する。

ドライバーが対応しないと、2回目の警報を発し(軽いブレーキやシートベルトの引き締めなど)、ブレーキをプレチャージする。

それでもドライバーが対応しないと、自動ブレーキをかける。

2016年に歩行者に対するAEBを追加

AEB Pedestrian は歩行者や自転車など路上の弱者を検知するシステム。

典型的なシステムはカメラとレーダーを組み合わせ、前方の障害物が歩行者かどうかを認識し、衝突の危険性を判断する。

衝突の危険がある場合は自動的にフルブレーキをかけ、同時に警報を発する。新開発のシステムには、赤外線を使用し、暗い場所でも作動するものもある。」

0 件のコメント:

コメントを投稿