BMW 7 Series V12 Bi-Turbo 日本向け限定車

景気は回復したとは言えないが、アベノミクスの効果による金融資産の上昇を反映して高級車の販売がバブル経済の時のように増えている。BMWは素早くこの傾向を読み取り、この日本市場向け限定車50台の予約受付を開始した。価格は、二千三百万円弱。今年十月からの納品となる。

554馬力を稼ぎ出すV12 ツインターボエンジンを搭載する。豪華な内装と16スピーカーの音響環境が売りだが、典型的お金持ち日本人をターゲットにしている。いずれ誰が乗ったかが分かる時がくるはず。きっとやはりそうかと思う人だろう。

自然吸気エンジンの終焉

BMWは今後自然吸気のエンジンを搭載した新機種は、製造しないと表明した。となると、自然吸気エンジンを搭載した車種は希少価値が出てくる可能性がある。ターボチャージャーもない純粋の車種に乗っているものとしては、残念であると同時に、車を走らせる楽しさを知らない人たちには気の毒に思える。

太陽光発電のガレージ

Solarwatt,社と提携したBMW は、i3 and i8 の購入者にCarport と呼ばれるガレージをオプションで提供するとのこと。充電と車のガレージの両方を備えている。電気自動車では出遅れているBMWだが、トヨタとも提携し共同で電池を開発するなどキャッチアップしようとしている。